文系の雑学・豆知識

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人称代名詞について【中国歴史用語の解説】

一人称

我(われ):自称に用いる。

吾(われ):自称に用いられる。

吾人(ごじん):自称に用いられる。

余(よ):自称に用いられる。

予(よ):自称に用いられる。

寡人(かじん):諸侯が謙った自称に用いられる。寡は徳が少ないという意味。

愚(ぐ):謙った自称に用いられる。

妾(しょう):女性の謙った自称に用いられる。

小人(しょうじん):謙った自称に用いられる。

臣(しん):君主に対して謙った自称に用いられる。

朕(ちん):始皇帝以来、皇帝の自称に用いられる。

一人(いちじん):皇帝の自称に用いられる。

僕(ぼく):主人に対して謙った自称に用いられる。

二人称

汝(なんじ):二人称に用いられる。

女(なんじ):二人称に用いられる。

而(なんじ):二人称に用いられる。

若(なんじ):二人称に用いられる。

爾(なんじ):二人称に用いられる。

君(きみ):君主に対する敬称として用いられる。

陛下:皇帝・国王・天皇とそれぞれの后の敬称。

殿下:小国の王・属国の王・公とそれぞれの后、王子・公子・皇太子と妃の敬称。

閣下:将軍・将官の敬称。

猊下:法王・教皇・僧正・枢機卿・総主教の敬称。台下・狻下とも。

玉案下:手紙などで相手につける敬称。机下とも。

君子(くんし):相手を敬うときに用いられる。

御仁(ごじん):相手を敬うときに用いられる。

卿(けい):君主が臣下を敬って呼ぶときに用いられる。

卿(きょう):自分より高い位の人を敬って呼ぶときに用いられる。

公(こう):君主や諸侯に対する敬称。

子(し):一般的に男性に対する敬称。子は先生の意味。

小子(しょうし):師が弟子たちに呼びかけるときに用いる。

二三子(にさんし):師が弟子たちに呼びかけるときに用いる。

夫子(ふうし):弟子が師を呼ぶときの敬称。儒家では孔子をさす。

先生(せんせい):目上の人に敬意を払うときに用いる。

大王(だいおう):王に対する尊称。

王(おう):王に対する敬称。

帝(てい):皇帝に対する敬称。

天子(てんし):皇帝に対する尊称。天の子、天に変わって世を統治するものの意。

三人称

聖人(せいじん):最高の得を備えた人物。尭・舜・禹などを指す。儒家では孔子を指す。

亜聖(あせい):聖人に次ぐ人物。儒家では顔回や孟子を指す。

亜父(あほ):父に次ぐ人物。父に次いで尊敬すべき人物。項羽は范増のことをこう呼んでいた。

君子(くんし):立派な人物。有徳者。地位の高い人。学問の修養を志している人。

黔首(けんしゅ):人民を指す。

百姓(ひゃくせい):万民を指す。

賢人(けんじん):聖人に次いで優れた人物。

左右(さゆう):天子が側近に対して用いる三人称。

大夫(たいふ):諸侯の家老。

士(し):大夫に次ぐ位。優れた人物を指す場合もある。

舎人(しゃじん):貴人のそばに仕える者。

上(かみ):皇帝に対する尊称。

小人(しょうじん):地位の低い者。

処子(しょし):官につかず野にいる者。

布衣(ほい):官位を持たない庶民を指す。