文系の雑学・豆知識

歴史、美術、文学、言葉、文化についての雑学・うんちく・豆知識・トリビアを集めたサイトです。気になった記事や文章を個人のメモとして投稿しています

2019-08-24から1日間の記事一覧

中国人の名前の構成について:姓・氏・諱・字・号の違いとは【中国歴史用語の解説】

中国人の名前は、姓・氏・諱・字・号等で構成されている。 以下でそれぞれの意味を解説していこう。 姓 姓(せい・かばね)は、夏の姒・商の子・周の姫・太公望の姜(羌)・秦の嬴などのように部族ごとに持っているもので族長層だけがこれを用いた。 同姓間での…

中国王朝の帝王の呼び名について【中国歴史用語の解説】

国家の君主の呼び名は古来より“王”が用いられ、秦の始皇帝よりは清の滅亡に至るまで“皇帝”が用いられてきた。王や皇帝にはいくつかの呼び名があるが、それを例を挙げて説明する。 まず、帝王の呼び方の解説の前に、諡号、廟号という概念を説明しておく必要が…

中国王朝の帝位継承について:世襲・禅譲・簒奪・放伐の違いとは【中国歴史用語の解説】

世襲 世襲とは、親から子へ、子から孫へと地位・権力を受け継いでいくことで、血縁関係を軸とし皇帝の家系がその地位を独占的に占有する制度である。夏以降の全ての王朝が、この制度を採用してきた。基本的には嫡出の長子が父の後を継ぎ、死んでいる場合は一…

擊劍(げきけん)とは【中国歴史用語の解説】

古代においては、短剣を用いた様々な技。剣を投げて攻撃する技や、長柄の武器との対峙で懐を取る技。護身・暗殺に向いていると共に、技比べやショーなどにも用いられた。現代においては、フェンシングの事を指す。 「正史三国志諸葛亮伝」の裴注の「魏略」に「庶…

汗血馬(かんけつば) とは【中国歴史用語の解説】

「史記大宛列伝」には、「はじめ天子は、易書をひらいて占ったところ、「神馬が西北より来るだろう」とあらわれた。烏孫の馬を手に入れると、はたして良馬であったので、天馬と名づけた。さらに大宛の血のような汗を出す馬を手に入れてみると、いよいよ見事…

宦官(かんがん)とは【中国歴史用語の解説】

宦官とは後宮に仕える去勢された男性役人の事である。 後宮という夥多の后妃妻妾の群れの中で働くには、男性機能の排除はやむを得ない事であった。 中国史上、宦官の及ぼした影響はすさまじく、皇帝の側近という好位置で、失った性欲に変わって金欲と権力欲…

中国の王朝の呼び名に関する知識を実例を挙げて解説する【中国歴史用語の解説】

中国の封建王朝は易姓革命(※)によって治める君主の姓が何度も代わったが、それと同時に王朝名(国号)も改められた。現在では、当時の国々が使用した国号をその王朝の名として用いている。問題は同じ国号を使用した王朝が複数存在したことである。そのため、…

連邦制を敷いている国家(及びそれに準ずる国家)一覧

「連邦制」ってあまり聞かない言葉だけど、イギリスは連合王国だし、アメリカは合衆国だし、旧ソ連は連邦だし結構あるんですよね。 で、調べてみたら結構ありました。 連邦の定義は、複数の国または、それに匹敵する権限を与えられた州や市などが集まって一つ…

『箱根八里』の歌詞が中国に触れている理由を調べてみた

子供のころ、父が「箱根の山は天下の険 函谷関も物ならず~♪」といつも口ずさんでいた。 最近は、一緒に住んでいるわけでもないので、聞くこともなくなったが… 当時は歌の意味など考えもしなかったが、いつも口ずさんでいたので脳裏にはこびりついていた。 こ…

定軍山の戦い(219年~)を解説&考察

概略 陽平関を擁していた蜀の劉備は、法正などの進言により、漢中の完全占領を計画し始めた。219年に蜀軍は荊州軍以外のほとんどの兵力で陽平関に入る。漢中の地理は、蜀の成都と魏の長安のちょうど中間に位置し、蜀側から陽平関・定軍山・南鄭と要衝が固ま…

ベトナム(越南)の民族分類について解説

※下記の文章・民族の人口データなどは、伊藤正子著「民族という政治 ~ベトナム民族分類の歴史と現在~」(三元社刊)を参考にした。 ベトナムの民族について ベトナムには54の民族がいるとされている。 日本人にとって「民族」という言葉や、自分が何民俗かとい…

「ベトナム(越南)」という名前の由来について解説および考察

「ベトナム」の正式名称は、日本語では「ベトナム社会主義共和國」という。 ベトナム語では、“Cong Hoa Xa Hoi Chu Nghia Viet-Nam”で、漢字表記では「共和社會主義越南」である。 “Viet-Nam”と書かれている語は、正式に発音すれば“ヴィエットナム”というところだ…

中国の兵法書『六韜』全文と本文の意味の解説

守屋洋氏著の「全訳武経七書」(プレジデント社)を元に概要を説明しています。 周の文王・武王と軍師の太公望・呂尚の対話に起源を発すると言われる『六韜』は、三国時代には武将の必読書として知られていました。「文韜」から「犬韜」までの六巻からなる書物で…

『兵法三十六計』の要約と全文一覧(書き下し文と解説)

このコンテンツは、知的生きかた文庫の「兵法三十六計~勝ち残りの戦略戦術~」(守屋洋著)を参考に管理人なりに理解をしてまとめたものです。 中国の兵法思想と「三十六計」 古来より中国人は「戦わずして勝つ」ということを、もっとも望ましい勝ち方であると…

ドイツ人・ナチスドイツに関するジョークまとめ

ドイツ人に関するジョークをひたすらまとめています。 必ずしも歴史を知らなければわからないわけではなく、民族性や政治的特徴などを揶揄したものが大半なので、「ドイツ人=権威主義、 生真面目、科学的」ということと、を把握していれば大丈夫です。 1 ヒ…

ユダヤ人に関するジョークまとめ

ユダヤ人に関するジョークをひたすらまとめています。 必ずしも歴史を知らなければわからないわけではなく、民族性や政治的特徴などを揶揄したものが大半なので、「ユダヤ人=守銭奴、嫌われ者 」ということと、以下の用語さえ把握すれば大丈夫です。 <頻出…

ソ連・共産圏ジョークまとめ

ソ連・共産圏に関するジョークをひたすらまとめています。 必ずしも歴史を知らなければわからないわけではなく、民族性や政治的特徴などを揶揄したものが大半なので、「ロシア人=酒好き、本当は共産党が嫌い」ということと、以下の用語さえ把握すれば大丈夫…

世界史トリビアまとめ

ひたすらに世界史のトリビアを紹介していきます。 1 世界で初めて「ファック・ユー!」という言葉を使ったのはベーブ・ルース 2 鼻血で死んだ英雄いる。3 マスメディアで初めて二本指立てたのはロックフェラー 4 シュワルツェネッガーの伯父さんは大戦末期、…

竹取物語考察:難題「火鼠の皮衣」

かぐや姫で有名な『竹取物語』。その中で難題「火鼠の皮衣」に挑んだ阿倍御主人を取り上げます。 【阿倍御主人(あべ・の・みうし ?~703[大宝3])】 読み方は「あべのみうし」)。 阿倍氏は孝元帝から分かれた氏族で、飛鳥時代~奈良時代からの有力氏族。…

竹取物語考察:難題「仏の御石の鉢」

かぐや姫で有名な『竹取物語』。その中で難題「仏の御石の鉢」に挑んだ多治比嶋を取り上げます。 【多治比嶋(たじひ・しま 624[推古天皇32]-701[大宝1])】 多治比真人嶋とも称される。多治比(名字)・真人(姓)・嶋(名前)。 「真人」(まひと)は、天…