文系の雑学・豆知識

歴史、美術、文学、言葉、文化についての雑学・うんちく・豆知識・トリビアを集めたサイトです。気になった記事や文章を個人のメモとして投稿しています

2019-07-24から1日間の記事一覧

中国の不思議話集『聊斎志異(りょうさいしい)』の面白いネタをピックアップして紹介

1600年頃に聊さんの斎(書斎)で書かれた思異(不思議話)を集めた本。もちろんフィクション(仙人とか仙女とか道士とか妖鬼とか)だが、当時の人は本当のことだろうと信じていた。 それでも物事に対する考え方や、そのなかで語られる処世術や処世訓は現代日本…

『老子』を分かりやすく意訳してみた

『老子』は道徳経という2500年前に老子が残した万物万法の究極奥義書。難しいのかと思えばこれまた簡単な言い回しで、しかもたったの5千字である。諸子百家のいずれもがタオの一端を担うような主張をしており、他の教義や学問とは一線を画する。その主張は…

『管子』を分かりやすく意訳してみた

『管子』は管仲という昔の中国の人が書いた政治本。春秋五覇の一人で斉国の宰相。空理空論を避け、徹底した実学で書かれた現実的な内政書。その人心の逆説的な看過手法は大いに学びとるべき能力である。 2000年代になって提唱される数々の最新の政治理論も、…

『韓非子』を分かりやすく意訳してみた

『韓非子』は韓非という昔の中国の人が書いた権謀術数の本。徹底した人間不信の実学思想なので、現代日本においてもいつでもどこでも役に立つ。 孫子兵法は軍事的な本であるが、韓非子は内政的処世的で文官向け。徳治政治は古き良き時代のもので甘いと言い切…

『孫子兵法』の和訳と感想

『孫子の兵法』は権謀術数の書であるが、韓非子とちがって直接的な軍事力行使の方法である。その着眼点は常に鋭く的を射てキモを押さえており、また非情なまでに現実的である。西洋にも兵法書はあるが、これのほうが数枚上手であることはよく知られている。 …