文系の雑学・豆知識

歴史、美術、文学、言葉、文化についての雑学・うんちく・豆知識・トリビアを集めたサイトです。気になった記事や文章を個人のメモとして投稿しています

2019-04-15から1日間の記事一覧

パイパー戦闘団編成とは

ドイツ軍において。独力で作戦を完結できる部隊の最小単位である「師団」を、任務・目的に合わせて隷下の部隊を再編成しなおして一時的に編成される部隊が「戦闘団」である。 通常、大隊規模以上のものを「戦闘団」、それ以下のものを「戦隊」と呼んでいた。…

ブレスト要塞攻防戦の経過について解説

1941年6月22日、ドイツ軍は対ソ攻勢「バルバロッサ作戦」を発動し、150個師団の大軍がソ連領内へと押し寄せ独ソ戦が勃発した。 それまでドイツによる攻撃開始の兆候がありながら、戦争を恐れたスターリンの命により見逃し続けていたソ連側は奇襲を受けた形と…

スターリングラード攻防戦について解説

スターリングラードの戦いでのドイツ第6軍の壊滅はヒトラーとドイツ軍に大きな衝撃を与えた。 今回は第二世界大戦の分水嶺といわれるスターリングラード攻防戦を概観してみたい。 1.始まり ・計画 1941年6月22日、ドイツ軍は150個師団、総勢300万人の兵力を…

レイテ沖海戦の経過について解説:栗田艦隊の機動に注目

レイテ沖海戦は日米あわせて280隻もの艦艇が投入され、戦域や規模のうえで世界戦史上でも類を見ない大海戦となった。 そのため戦術的経過は大変わかりにくいものとなっており、海戦図も複雑なことこの上ないものとなっている。 従って本稿でもその艦隊機動を…

旅順攻囲戦の経過について解説

旅順を巡る戦いは日露戦争で行われた陸戦のなかで最もよく知られている。 その知名度は、満州軍司令部が決戦と位置付けた奉天会戦を上回るほどで、 映画『二百三高地』など、創作物の世界でもさまざまに取り上げられてきた。 今回はそんな旅順要塞の激闘を概…

ナポレオン戦争(1813~1815)の経緯について解説

フランス皇帝ナポレオンの名を知らない人はまずいないだろう。そして彼が稀代の戦争指導者であったことも周知の通り。しかしながら彼の戦いで知られているのはイタリア遠征での連勝や、アウステルリッツ会戦の輝かしい大勝など勝ち戦ばかりなのだ。 そこで本…

ドイツ海軍の発展:カイザーからヒトラーへ

本記事はカイザー(皇帝)、ヴァイマル国、そして総統ヒトラーと変わりゆく所有者と海軍との関係を軸に、 ドイツ海軍の歴史をつづってみるつもりである。 それでは、頭上にイギリス駆逐艦が回遊しているときのUボート乗組員のような気持ちになって肩の力を抜…

イギリス空母の発達を解説:黎明期からWW2まで

世界で最初に航空隊を創設した海軍は、イギリス海軍である。また、軍用機開発で常に先進国だった英国は、空母開発の分野でも先駆的役割を担った。 というわけで、世界最初の空母アーガスからWW2終結に至るまで、イギリス空母がどのように発達していったのか…

バルジの戦いの経過を解説

「バルジ大作戦」で有名なバルジの戦い概説。 アルデンヌ攻勢(連合軍側呼称で「バルジの戦い」、ドイツ側呼称で「ラインの守り作戦」)は、ヒトラーが西部戦線における戦局を一挙に挽回すべく1944年12月に発動された大作戦である。では、どのような作戦であ…

劉禅は本当に暗愚だったのか

蜀漢帝国の二世皇帝であり昭烈帝・劉備の皇太子である劉禅は、 三国志演義における評価をはじめとして後世では中国史上でも有数のバカ君主として人々に記憶されている。 しかし言われるほど暗愚な君主だったのだろうか?というようなことを考えてみようとい…

心身相関について分かりやすく解説

1)身体機械論の行き詰まり 心身医学は、フロイトFreud(1856-1939)のヒステリーや神経症研究による心身相関を理論的背景として、1930年代にアメリカで体系化されました。近代(西洋)医学は、「病める人(patient with illness)」から「疾患(disease)」…

心身二元論について分かりやすく解説

1) 古代ギリシャの哲学的霊魂観 心身二元論は,プラトンPlaton(古代ギリシャ,BC428 or 427-BC348 or 347)の対話編にみられる理性的霊魂の不滅や、その弟子アリストテレス Aristoteles(古代ギリシャ,BC384-BC322)の霊魂論(山本,1968)など、古代ギリ…