文系の雑学・豆知識

歴史、美術、文学、言葉、文化についての雑学・うんちく・豆知識・トリビアを集めたサイトです。気になった記事や文章を個人のメモとして投稿しています

人称代名詞について【中国歴史用語の解説】

一人称 我(われ):自称に用いる。 吾(われ):自称に用いられる。 吾人(ごじん):自称に用いられる。 余(よ):自称に用いられる。 予(よ):自称に用いられる。 寡人(かじん):諸侯が謙った自称に用いられる。寡は徳が少ないという意味。 愚(ぐ):謙った自称に…

女官の呼び名と格付け【中国歴史用語の解説】

女官と題したが、実際後宮にいたのは皇帝の妻妾とその世話をする宮女である。皇帝の妻妾は一般的に后妃と呼ばれる。后は皇后、妃は妃嬪を表し、妃は側室、嬪は妾である。たてまえ的には王朝の子孫繁栄のため、実際は皇帝の色欲を満たすための制度である。 周…

中国人の名前の構成について:姓・氏・諱・字・号の違いとは【中国歴史用語の解説】

中国人の名前は、姓・氏・諱・字・号等で構成されている。 以下でそれぞれの意味を解説していこう。 姓 姓(せい・かばね)は、夏の姒・商の子・周の姫・太公望の姜(羌)・秦の嬴などのように部族ごとに持っているもので族長層だけがこれを用いた。 同姓間での…

中国王朝の帝王の呼び名について【中国歴史用語の解説】

国家の君主の呼び名は古来より“王”が用いられ、秦の始皇帝よりは清の滅亡に至るまで“皇帝”が用いられてきた。王や皇帝にはいくつかの呼び名があるが、それを例を挙げて説明する。 まず、帝王の呼び方の解説の前に、諡号、廟号という概念を説明しておく必要が…

中国王朝の帝位継承について:世襲・禅譲・簒奪・放伐の違いとは【中国歴史用語の解説】

世襲 世襲とは、親から子へ、子から孫へと地位・権力を受け継いでいくことで、血縁関係を軸とし皇帝の家系がその地位を独占的に占有する制度である。夏以降の全ての王朝が、この制度を採用してきた。基本的には嫡出の長子が父の後を継ぎ、死んでいる場合は一…

擊劍(げきけん)とは【中国歴史用語の解説】

古代においては、短剣を用いた様々な技。剣を投げて攻撃する技や、長柄の武器との対峙で懐を取る技。護身・暗殺に向いていると共に、技比べやショーなどにも用いられた。現代においては、フェンシングの事を指す。 「正史三国志諸葛亮伝」の裴注の「魏略」に「庶…

汗血馬(かんけつば) とは【中国歴史用語の解説】

「史記大宛列伝」には、「はじめ天子は、易書をひらいて占ったところ、「神馬が西北より来るだろう」とあらわれた。烏孫の馬を手に入れると、はたして良馬であったので、天馬と名づけた。さらに大宛の血のような汗を出す馬を手に入れてみると、いよいよ見事…